楽天市場を利用されている方は多いと思います。Amazonとは違い、商品PRに力が入っており、独自の商品も多く発見することができます。しかし、レビューや口コミに関しては「あれ?」って疑問に思った方も多いと思います。
今回は楽天市場のレビューを真に受けてはいけないという点についてご紹介したいと思います。
① レビュー投稿特典があるため、ネガティブ評価が減りやすい
楽天では多くのショップが
- レビュー投稿でクーポン
- レビュー投稿でプレゼント
などのキャンペーンを実施しています。実際に「レビュー投稿で特典」を案内している店舗は多数存在します。
つまり購入者側の心理は:
正直な評価を書くよりもとりあえず★5を付けて特典をもらう
になりやすいです。
メモ
楽天側は過度なレビュー誘導を制限するガイドライン改定を行っていますが、実際には「レビュー投稿後に特典付与」という形で広く行われています。
② 商品到着前レビュー問題(期待レビュー)
これはかなり重要な指摘です。
実際、
- 「届くのが楽しみです!」
- 「まだ届いてないけど期待して★5」
- まだ使用していないですが楽しみです。
- 使うのが楽しみです!
というレビューが存在します。
本来レビューは 使用後の評価 であるはずですが、
- 特典が欲しい
- 忘れないうちに書きたい
という理由で「使用前レビュー」が発生。
結果として:
- 品質評価ではなく期待値評価になる
- ★5が不自然に増える
という構造になります。
個人的にこんなにふざけたレビューが投稿されていること自体、意味不明です。
実際に楽天市場のレビューって、読んでも参考にならないことが多いです。とりあえず適当に文字数だけ埋めて、質より量を狙うユーザーが多いです。(というよりも、楽天市場がそういうレビューシステムにしているから。)
③ レビュー投稿期限が365日 → 耐久性レビューが集まらない

楽天の仕様では:
- 注文から24時間以内は投稿不可
- 365日経過後は投稿不可
となっています。
これにより:
- 半年〜1年後に壊れる商品
- 長期利用で欠点がわかる商品
についてレビューできない仕組みとなっています。
つまり:
「買ってすぐの満足度」は見える 「長期的な品質」は見えない
これは家電・家具・ガジェットでは致命的です。
筆者も2年つくって壊れてしまった インフレータブルマットのレビューを投稿しようと思いましたが、365日経過しているのでレビューすることができませんでした。このように耐久性に関する投稿ができないので、 購入する際に耐久性の低い商品を購入してしまうリスクがあります。 特に何とも言えないブランドの中級商品は気をつけた方がいいです。
④ レビュー依頼メールが「高評価を前提」に設計されている
多くの店舗では:
- 商品到着直後にレビュー依頼メール
が送られます。
しかしこのタイミングでは:
- まだ使い込んでいない
- 初期印象しかない
ため、自然と評価が高くなります。
メモ
初期テンションで★5が付きやすい仕組みとなっています。
⑤ 商品レビューとショップレビューが混在しやすい
楽天では:
- 商品レビュー
- ショップレビュー
が分かれているものの、ユーザーは混同しがちです。
例:
- 配送が早かった → ★5(商品とは無関係)
- 梱包が丁寧 → ★5
つまり:
商品の品質評価ではなく“店舗対応レビュー”になっているケースが多い。 というケースが散見されます。
まとめ:レビューは「評価」ではなく「参考情報」として見るべき
いかがでしたでしょうか。
楽天市場のレビューは、特典制度や投稿タイミング、レビュー期限などの仕組みによって、どうしても高評価が集まりやすい構造になっています。もちろんすべてのレビューが信用できないわけではありませんが、★の数だけを見て判断するのは危険です。特に耐久性や長期使用の感想は反映されにくく、実際の品質とレビュー評価が一致しないケースも少なくありません。
購入前は高評価レビューだけでなく、低評価や具体的な使用感が書かれている内容を確認し、複数の情報源と合わせて判断することが大切です。レビューは「答え」ではなく、あくまで判断材料の一つとして活用するのが賢い使い方と言えるでしょう。
