Googleは、約1か月にわたって発生していたGoogle Search Consoleのページインデックスレポートの更新遅延を修正したとみられます。 現在は、数日前までの最新データが表示されるようになっており、通常の更新サイクルに戻っています。
あわせて、Search Consoleからのインデックス問題に関する通知メールも、再びサイト管理者に送信され始めています。
ページインデックスレポートとは
ページインデックスレポートは、Googleがサイト内のどのページを発見・インデックスできているか、またどのページに問題があるかを確認できる重要なレポートです。
このレポートでは、
- インデックス済みページ
- 除外されているページ
- エラーや警告の内容 を把握できるほか、修正対応後に「修正を検証」し、Googleが問題解消を確認したかどうかもチェックできます。
約1か月続いた“見えない状態”
今回の不具合では、レポートの日付が11月21日付近で止まったまま更新されず、多くのサイト運営者やSEO担当者が次のような問題を抱えていました。
- 新しく公開したページがインデックスされているか分からない
- 修正対応を行っても「検証中」のまま進まない
- クライアント向けのSEOレポートが作成できない
つまり、インデックス状況を判断するための基礎データが欠落していた状態でした。
修正内容:最新データが再び表示
現在は、ページインデックスレポートが数日前(例:12月14日)まで更新されており、正常な状態に戻っています。 また、昨日にはパフォーマンスレポートの遅延も解消されており、主要なSearch Consoleレポートは一通り復旧したと見られます。
Googleの各種レポートは、残念ながら「ときどき壊れる」ことで知られていますが、今回は年末前に復旧した点は朗報と言えるでしょう。
なぜ重要なのか:SEO運用への影響
この遅延の影響で、
- SEO施策の成果確認ができない
- クライアントや社内への報告が滞る
- 技術的な問題の発見が遅れる
といったケースが多く発生していました。
今回の修正により、インデックス状況と検索パフォーマンスの両方を最新データで確認できるようになったため、年末・ホリデーシーズン前にレポートをまとめ直すことが可能になります。
まとめ:今すぐやるべきこと
Search Consoleが正常に戻った今、以下を確認しておくのがおすすめです。
- 最近公開・更新したページが正しくインデックスされているか
- 以前「修正中」で止まっていた問題が解消されているか
- パフォーマンスレポートと合わせて、全体のSEO状況を再確認する
Search ConsoleはSEO運用の“計器盤”です。 今回の復旧を機に、インデックス状況を改めてチェックし、次の施策につなげていくことが重要と言えるでしょう。
ソース : https://searchengineland.com/google-fixed-month-long-delay-with-page-indexing-report-466419




