Resend は、開発者向けに最適化されたクラウド型のメール送信プラットフォームであり、トランザクションメールとマーケティングメールの両方を高い到達率とスピードで届けることに特化したソリューションです。メールの信頼性や配信パフォーマンスに加え、開発者体験(DX)を徹底的に重視した設計により、SaaS企業やスタートアップを中心に注目を集めています。
最大の特徴は、Reactでのメールテンプレート開発をネイティブにサポートしている点です。従来の <table> ベースのHTMLレイアウトに頼らず、Reactベースのオープンソースライブラリ「react-email」を活用することで、より美しくメンテナブルなメールUIを構築可能。コードベースでの一貫性と再利用性が高く、プロダクト開発のスピードと品質の両立を実現します。
さらに、Resendはメール配信インフラとしても極めて優秀で、送信遅延を最小限に抑えるために複数のリージョン(北米・南米・欧州)からの分散送信をサポート。加えて、ブロックリスト(DNSBL)監視、専用IPの自動ウォームアップ、DKIM/SPF/DMARCのDNS認証支援など、メール配信の信頼性とセキュリティ強化に不可欠な機能が網羅されています。
また、BIMI(Brand Indicators for Message Identification)対応によりメール上にブランドロゴを表示することも可能で、ユーザーの信頼性を高めると同時に、フィッシング防止にも貢献。これにより、Resendを通じて送信されたメールは「ただ届く」だけでなく、「開封される確率」も高まります。
一方、コンタクト管理やキャンペーン配信に関しても直感的なUIで操作できる設計となっており、非エンジニアでも簡単にメール配信・分析が可能です。例えば、数百万件規模のリストをインポートして、属性ごとにセグメント管理し、送信停止リストやエラーアドレス管理も自動で最適化されます。これによりCAN-SPAM法などの法的要件にも準拠可能です。
加えて、Resendは「すべてのコードはユーザーのもの」という哲学を掲げており、生成されたコードはGitHub連携を通じて自動で同期。自由にカスタマイズしたり、既存システムに組み込むこともスムーズです。
価格プラン
✅ Freeプラン($0/月)
月間:3,000通まで
サポート:チケットサポート
データ保持:1日
ドメイン数:1
1日100通までの制限あり
シングルサインオン:❌
専用IP:❌
✅ Proプラン($20/月)
月間:50,000通まで
サポート:チケットサポート
データ保持:3日間
ドメイン数:10
1日あたりの制限なし
シングルサインオン:❌
専用IP:❌
✅ Scaleプラン($90/月)
月間:100,000通まで
サポート:Slack&チケットサポート
データ保持:7日間
ドメイン数:1,000
無制限の送信可能(1日制限なし)
シングルサインオン:✅
専用IP:アドオンで利用可能
✅ Enterpriseプラン(カスタム価格)
メール数・ドメイン数・データ保持:すべて柔軟に設定可
サポート:優先サポート
シングルサインオン:✅
専用IP:アドオンで利用可能
- 無料プランはテストや小規模利用に最適。
- 月間配信が増える場合はProやScaleへ段階的にアップグレードが可能。
- 大規模配信や高度な運用要件がある場合はEnterpriseプランを選択。
バグ退治 –
Resend は簡単に起動でき、API 呼び出しを実行して受信トレイでメールを確認できるようになりました。単純なように聞こえますが、SES 地獄のどん底にいたことがある人にとって、これがいかにシンプルで機能的であるかは言葉では言い表せません。
セットアップも既存ツールとの統合も非常に簡単でした。認証メールやマーケティングメールの送信に、デフォルトのシステムとして resend を使用するのも簡単でした。
開発者向けでシンプル
デデデ –
素晴らしい開発エクスペリエンス、優れたUX(視覚的な煩雑さがなく)、そして高い配信率と信頼性。最初はMailChimpを使っていましたが、すぐに、求めていない機能をただ押し付けられているように感じました。連絡先全員にプレーンテキストメールを送信するだけでは、ほぼ不可能に思えました。Resendのおかげで、その悩みは一夜にして解消されました。使い始めも簡単でした。
洗練されたインターフェース