Cursorは、単なる補完ツールに留まらず、自然言語で指示できるAIペアプログラマーとして機能し、インデックス化されたコードベースを理解したうえで、ミスを防ぎながら効率的に開発できる点が最大の強みです
概要
Devinは、Cognition社が開発した世界初のAIソフトウェアエンジニアです。コードを書く、デバッグする、アプリを構築・デプロイする、AIモデルを学習するなど、開発者が日々行う多くの作業を人間と同じような開発環境で自律的に実行できます。
主な特徴と機能
◉ 高度な計画と推論能力
Devinは長期的な推論と意思決定を繰り返しながら、数千のステップからなる複雑なエンジニアリングタスクを完了します。作業の文脈を保持し、途中で学び、間違いがあれば自分で修正することが可能です。
◉ 人間と同じ開発環境
Devinはシェル、コードエディター、ブラウザなどを備えたサンドボックス型の仮想環境で作業を行います。まさに人間のエンジニアと同じツールを使って開発を進めます。
◉ 協調作業とリアルタイム進行
Devinは進捗を逐次報告し、ユーザーからのフィードバックを受け入れ、必要に応じて設計の選択肢を共に検討します。完全自動化だけでなく、共同作業にも対応しています。
Devinができること(実例)
- 未知の技術の習得 例:ControlNetを使って秘密メッセージを含んだ画像を生成
- アプリの構築とデプロイ 例:Game of LifeのWebアプリを構築してNetlifyにデプロイ
- コードのバグ発見と修正 例:競技プログラミング書籍のコードバグを修正
- AIモデルのチューニング 例:GitHubリポジトリを元に大規模言語モデルをファインチューニング
- GitHubのIssue対応 例:与えられたIssueに対して自動でコンテキスト取得・修正・PR作成
- 実際の仕事受託(Upwork) 例:コンピュータビジョンモデルのコード作成とレポート提出
圧倒的な性能
Devinはオープンソースの実案件Issueを解決するベンチマーク「SWE-bench」において、13.86%のタスクを完全解決し、これまでのSOTA(1.96%)を大きく上回る結果を記録しました。しかもDevinは無補助、他モデルは補助付きの条件下での比較です。
Cognition社について
Devinを開発したCognitionは、“推論能力に特化したAI研究所"です。AIをツールではなく実際のチームメンバーに進化させることを目指し、コード開発はその第一歩と位置づけています。
資金面でも、Founders Fund主導のシリーズAラウンドで2,100万ドルの調達を達成し、StripeのCollison兄弟やAirbnbのTony Xuなど、多数の著名投資家からの支援を受けています。
Devinが向いているユースケース
- 大規模コードベースの移行(例:ETLのモノリス分割)
- バージョンアップやライブラリ移行
- バグの自動修正、Issue対応
- Webアプリ・SaaSアプリの迅速な試作・開発
- AIモデルの自律学習と応用
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